社会的認知グループ / Social Cognition Group
リーダー:鹿子木 康弘 教授
研究トピック
特に、乳児期における「他者の行為理解」「同情心や正義感といった道徳性」「他者からの社会的学習」といったトピックに取り組んできました。
- 他者の行為理解:人の行為をどのように理解するのか
- 道徳性の発達:赤ちゃんはいつから他人の行動の良し悪しを判断するか
- 他者からの社会的学習:どのような人や行動から情報を学習するのか
研究手法
パソコンの画面上にだされるアニメーション映像をお子さまにみていただき、その映像に対するお子さまの視線運動や生理反応(心拍活動など)を計測したり、どのような動画に対してお子さまが興味をもっているかをビデオカメラで撮影したりすることを通して、社会的認知の発達を調べています。
言語の芽生えグループ / Sprouting Language Group
リーダー:萩原 広道 講師
研究トピック
特に、乳幼児期における「単語理解の発達的変化」「モノとの関わり方」「子どもに対する養育者の関わり方」「発達研究の方法論の整備・拡張」といったトピックに取り組んできました。
- 単語理解の発達的変化:赤ちゃんは「ワンワン」「クック」などの単語をどのように理解し、その理解がどのように変わっていくのか
- モノとの関わり方:赤ちゃんはモノ (日用品やおもちゃ) とどのように関わるのか
- 養育者の関わり方:養育者は、子どもの発達を支えるためにどのような関わりの工夫を行っているのか
- 発達研究の方法論の整備・拡張:発達研究をより実施しやすくするためにどんな工夫ができるか (研究者の支援・参加者の負担の軽減など)
研究手法
保護者の方とお子さまの遊び場面を記録したり、ある単語を聞いたときに、お子さまが画面上に映し出される映像や写真のどこを見るかを調べることで、言語の芽生えを明らかにしていきます。人工知能のモデルを用いた調査を行うこともあります。