Join our team研究室志望の方へ

私たちと一緒に、人間の「発達」を科学的に探究しませんか?

乳幼児の発達や、発達に影響する社会的要因の解明にチャレンジしたい意欲的な学生・大学院生・研究員を歓迎いたします。ヒトの発達に関わる研究経験の有無は必ずしも問いません。知覚・行動に関わる実験心理学や、機械学習・自然言語処理に関わる認知科学・情報学のバックグラウンドをおもちの方は特に大歓迎です!

おすすめの書籍・リソース・教材・雑誌など

以下に限定するわけではありませんが、いくつかオススメの書籍を紹介します。

また、発達心理学を中心として、国際的な学術雑誌の論文にも可能な範囲で親しんでおきましょう (1~2年以内の最新の知見を中心に)。もちろん、研究室内の論文読み会などを通して、論文の読み方などを指導していきますので安心してください。以下にいくつかの例を挙げます。

  • 科学総合誌:Nature / Science / Nature Human Behaviour / Nature Communications / Science Advances / PNAS / Current Biology / Royal Society B
  • 心理学総合誌:Psychological Science / Cognition / Journal of Experimental Psychology
  • 発達雑誌:Developmental Science / Child Development / Developmental Psychology / Journal of Experimental Child Psychology / Infancy / Cognitive Development / Social Development

教育スケジュール

研究室でのカリキュラム

  • 学部3回生
    発達認知科学の研究や発達支援に必要となる、基本的な知識及び技能を学びます。英語の文献講読や統計分析の学習、実験計画の立案、研究プロジェクトへの参加などを行います。
  • 学部4回生
    各自の研究テーマを決定し、学内や連携施設などで研究を行います。研究室構成員が一堂に会する研究会 (ゼミ) で研究経過を発表し、議論することにより研究内容をさらに深めていきます。研究の成果を卒業論文としてまとめます。
  • 修士課程
    博士後期課程への進学希望の有無にもよりますが、各自の研究テーマを決定し、学内や連携施設などで研究を進めていきます。研究室プロジェクトに参加してもらう場合もあります。原則として2年間かけて研究を実施するとともに、国内外の学術集会などで研究発表を行い、修士学位論文として成果をまとめます。
  • 博士課程
    自分の研究テーマをさらに洗練させ、どんどん研究を進めていきましょう。研究室プロジェクトに参加してもらったり、メンターとして後輩の研究を指導することもあります。原則として3年間かけて研究を実施し、国内外の学術集会などでの研究発表やアウトリーチ活動にも取り組みます。博士学位論文として最終的な成果をまとめます。

研究室のイベント

英語論文の読み会、研究会 (ゼミ)、研究室合宿、アウトリーチなど。

公認心理師受験資格取得について

発達認知科学ラボでは、学部 (学士課程) と修士課程において必要な単位を修得することで、公認心理師の受験資格が得られます。必要な単位の中には450時間の学外・学内の実習が含まれており、当研究室では「発達アセスメント・支援室」としての活動や、連携施設などでの活動を実習時間としてカウントできます。

学振DC / PD

ご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。ヒトの発達に関わる研究経験の有無は必ずしも問いません。知覚・行動に関わる実験心理学や、機械学習・自然言語処理に関わる認知科学・情報学のバックグラウンドをおもちの方は特に大歓迎です!

研究室ロゴについて

発達認知科学ラボのロゴ

Child Scientist

子どもの科学者をイメージし、特徴的な帽子、メガネを強調したデザインです。研究に必要な「ひらめき」の要素を電球のモチーフで表現し、だれもが親しみやすく印象に残りやすいイメージを目指しました。研究の第一線を進むイメージとして、帽子の電球には「?」(問い)と「!」(ひらめき)をミックスして表現しています。
また、帽子部分はひとつのきっかけから点が線となり世界が色づいていくような、繋がりのイメージで色づけがされています。子どもは赤ちゃんのイメージで描かれており、科学者のイメージでシャツの襟がアクセントとして加えられています。